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誕生石の宝石

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 誕生石(たんじょうせき)とは生まれた月に当てて定められた宝石です。誕生石は18世紀にポーランドの宝石商によって考案されました。当初、利用される宝石は宝石商によって異なっていましたが、1912年8月にアメリカのカンサス・シティーで開催された米国宝石組合大会で統一されました。
 日本の誕生石が発表されたのは1958年です。アメリカのものを基準にしていますが、国内の事情を反映させて、若干の修正が加えられています。例えば、3月には桃の節句があることから桃色が美しいサンゴが追加されました。新緑が美しい5月には、古来から日本人に好まれている緑色のヒスイ(翡翠)が加わっています。日本の誕生石と、その象徴するものと意味づけを下表にまとめました。それぞれの宝石の詳細はリンク先を参照してください。原石の写真付きで解説しています。

誕生石に選定された宝石

象徴と意味づけ
1月 ガーネット 真実・友愛・忠実
2月 アメシスト 誠実・心の平和
3月 アクアマリン 沈着・勇敢 ・聡明
ブラッドストーン
サンゴ
4月 ダイヤモンド 清純無垢
5月 エメラルド 幸運・幸福
ヒスイ(厳密には本ヒスイ
6月 ムーンストーン 健康・富・長寿
真珠(パール)
7月 ルビー 熱情・仁愛・威厳
8月 ペリドット 夫婦の幸福 ・和合
サードニクス
9月 サファイア 慈愛・誠実・徳望
10月 オパール 歓喜・安楽・忍耐
トルマリン
11月 トパーズ 友情・希望・潔白
シトリン
12月 トルコ石 成功
ラピスラズリ
タンザナイト

コラム「複数の誕生石の選定」
 誕生石に関する質問で最も多いのが、複数の宝石が定められている月の場合、どれが正しいのかという質問です。3月、5月、6月、8月、10月、11月、そして、12月で、複数の宝石が誕生石に選定されており、多くの方が疑問を感じていると思います。先に説明しましたが、誕生石の選定は宝石商が決めたものです。月が合っていれば、どの宝石でも構いません。全種類を揃えてもよいし、好きなものだけにしてもよいでしょう。個人の自由です。
 誕生石を使用したジュエリーを調べてみると、選定が業者の都合であることがよく分かります。参考までに、2つの宝飾メーカーの選定を下表に掲載しました。ブラッドストーンとサードニクスは比較的安価な宝石です。よって、外されたのでしょう。日本固有のサンゴとヒスイが使用されていないのは残念です。欧米に対するコンプレックスでしょうか。11月と12月では、全く異なる宝石が選定されています。大手メーカーの場合、大量に裸石を確保することが必要です。競争を避けているのかもしれません。

誕生石メーカー 誕生石メーカー2
1月  ガーネット  ガーネット
2月  アメシスト  アメシスト
3月  アクアマリンのみ  アクアマリンのみ
4月  ダイヤモンド  ダイヤモンド
5月  エメラルドのみ  エメラルドのみ
6月  ムーンストーン、真珠  真珠のみ
7月  ルビー  ルビー
8月  ペリドットのみ  ペリドットのみ
9月  サファイア  サファイア
10月  オパール、トルマリン  トルマリン
11月  トパーズ  シトリン
12月  トルコ石、タンザナイト  ラピスラズリ

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