カクタス水晶（サボテン水晶）


カクタス水晶（サボテン水晶）

別名：スピリット水晶	別名：サンシャイン水晶
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Magaliesberg Mountain Range, Mpumalanga, South Africa	Boekenhouthoek, Mpumalanga South Africa

　カクタス水晶とは、中心部にある大きな水晶の側面を、小さな水晶が覆い隠すような形態の水晶です。カクタス（cactus）とは英語でサボテンを意味しています。確かに、サボテンのような外観です。国内ではサボテン水晶とも呼ばれています。
　カクタス水晶には、紫色を呈している紫水晶のものと黄色を呈している黄水晶のものが存在します。購入した時の話では、黄水晶のものの方が多く流通していると言っていましたが、現在では逆になっています。紫水晶のものは多く売られていて、値段も５分の１以下に下がりました。黄水晶のものは見かけません。天然物である鉱物標本では、この様なことはよく起きます。
　紫水晶のカクタス水晶は、産地では精霊が宿る水晶として崇められており、スピリット水晶とも呼ばれています。黄水晶のカクタス水晶は、太陽のような黄色い色彩からサンシャイン水晶とも呼ばれています。小さい黄水晶の表面では、光の角度によって、美しい虹色を見ることが出来ます（写真でも少し写っています）。回しながら眺めると、ミラーボールのように、七色の閃光が現れては消えていきます。

● カスタス水晶（サボテン水晶）（原石）