グロッシュラー

化学式:Ca3Al2Si3O12

グロッシュラー(緑)

グロッシュラー(単晶)

グロッシュラー(群晶)

Black Lake, Tethford, Canada

Lake Jaco, Coahuila, Mexico

Vesper peak, Snohomish Co., Washington, U.S.A.

 グロッシュラーはカルシウムとアルミニウムを主成分とするガーネットです。名称は、緑色の結晶がグースベリー(西洋スグリ)の実に似ていることに因んでいます。グロッシュラーの色は無色、褐色、オレンジ色、緑色など多彩です。そのうち、オレンジ色と緑色の結晶が宝石として利用されています。オレンジ色はマンガンと鉄の混入による発色で、緑色はクロムとバナジウムの混入による発色です。オレンジ色で透明度があるグロッシュラーはヘソナイトと呼ばれています。キリマンジャロのふもとでは、ツァボライトと呼ばれる緑色のものが産出します。グロッシュラーの結晶の形は12面体が典型的ですが、24面体と複合した結晶もよく産出します。

グロッシュラー (ジュエリー) ● グロッシュラー (裸石)


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